イオンリカースタッフのリレーエッセイ

イオンリカーのスタッフが、お酒やお料理の楽しみ方や、
ちょっとしたエピソードなどを交代でお届けします。

イオンリカースタッフのリレーエッセイ RelayEssay

Vol.2 1本のワインとの出会い Piesporter Goldtroptchen Riesling-Kabinett1998(Joh.Haart)

イ私が、ワイン好きのきっかけとなった、1本のワインとの運命的な出会いをご紹介します。

私がお酒の業界で働き始めたのは、今から10年以上前、その頃私はホテルのバーテンダーとして働き始め、先輩に叱られながらも、日々技術を磨いていました。

お酒はほとんど飲めないのですが、ただお酒の歴史背景に魅力を感じ、そしてお酒を通してたくさんのお客さまに接客が出来ることがこの世界に入った理由でした。
しかし、お酒に魅力を感じこの世界に入ったにもかかわらず、唯一苦手なものがありました。
それはワインです。
飲んでもおいしくない、名前が長い、抜栓が苦手、何が飲みごろなのかわからない等々、先輩に教わっても呪文を言っているみたいで理解出来ませんでした。

それから2年の月日が流れたのですが、まだワインだけにはどうしても親しみが持てませんでした。
しかしある日の夜、私の人生がその後変わったと言ってもおかしくない出来事がありました。
よくお客さまから勉強のためにワインを少しいただく機会があり、失礼な話正直、いただいたワインが一度もおいしいと感じたことがなく、でもそのワインは今までの飲んだワインと明らかに何か違いました。
そのワインはドイツワインでした。
よくドイツワインは口当たりが非常によいので、初めてワインを飲まれる方に好まれるワインです。 しかしドイツといってもたくさんのワインがあり、私もそのワインを飲む前はドイツワインを飲んだことがあったのですが、そのドイツワインでさえおいしいと思えませんでした。
ドイツワインでもそれぞれ微妙に特徴があり、なおかつワインはあくまでも嗜好品なので人それぞれ味わいの感じ方が違います。
しかし、当時の私にはそのワインがぴったり相性があってしまい、その後ワインにどっぷりとハマってしまって、そのワインの出会いから10年後、ドイツに降り立っていました。

そのワインのおかげで、ワインが好きになり、ワインを通してたくさんの素敵な出会いがあり、ワインの仕事につけて心から良かったと思います。
ただ、ただ、ただ、日々ワインに感謝です!

2013年2月

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