家族経営のドミニオ・デル・プラタは、アルゼンチンのワイン産地「メンドーサ」に設立された新しいワイナリーのひとつです。
ワイナリーは、首都のブエノス・アイレスからおよそ1000km西、チリのサンチアゴとアンデス山脈を挟んで向かい側にあり、
アルゼンチンで最も名を知られた女性ワイン醸造家のスサーナ・バルボにより経営されています。
アルゼンチン初の醸造家であるスサーナ・バルボ氏は、国際的なワインメーカーで顧問として20年以上働いた後、1990年に彼女の夢を実現すべく、メンドーサの地にスサーナ・バルボ・ワインズを設立しました。
スサーナ氏はQueen of Torrontes とも呼ばれております。トロンテスのワインを世界水準に引き上げたことでも知られており、国内外のワイナリーのコンサルタントとしても活躍する女性醸造家です。
2006年3月からアルゼンチンワイン協会の会長に就任し(現在は副会長)、アルゼンチンワイン界の発展に努めています。スサーナさんは、まさに現在のアルゼンチンワイン界を代表する人物といえます。
メンドーサはアンデス山脈の東側の高標高の地域です。 アルゼンチンで最初に本格的なワイン生産が始まった産地として知られております。
現在では、メンドーサのブドウ栽培面積は159,800haで国全体の80%のワインを生み出します。そしてアルゼンチンの主要ブドウ品種である”マルベック”が多く栽培されています。
アンデス山脈が太平洋からの湿った空気をさえぎり、降雨量が少なく、乾燥した気候。アンデス山脈からの雪解け水が河川を潤し、灌漑に用いてブドウ栽培を行っています。
クリオスとは"子供のこと"。
クリオスのエチケットにはスサーナ氏の大きな手と二人の子供の小さな手が、
一筆書きで描かれております。母が子供に愛情を注ぐように、
丁寧にワインを作る意味が込められた、
まさに女性ならではの感性が光るシリーズです。