チェッキの歴史は、1893年に創立者ルイジ・チェッキがボッジボンシでワイン造りを始めたことによりはじまります。チェッキは、トスカーナ地方で最も歴史が古いワインメーカーです。世界でも有数の最新技術と高い品質により、トスカーナを代表する名門ワイナリーとして知られております。チェッキのワインは、イタリア全土はもとより、世界45ヶ国に輸出され、世界のワイン愛好家にひろく愛されています。
100年以上にわたり、ルイジ・チェッキとその息子たちはトスカーナでワイン造りの伝統を守り続けております。事業は、ルイジ・チェッキから子供たちに引き継がれ、ブドウの栽培から醸造、ワインの販売に至るまでのチェッキ・イズムが4世代にわたって受け継がれております。
今日、チェッキは300haの畑を所有しており、イタリア中央部の4つの異なるエリア(キャンティ クラシコ、サン ・ ジミニャーノ、マレンマ トスカーナ、ウンブリア州)に広がっています。これらの伝統ある産地の中で注目されているのがマレンマ地方です。イタリアワインの確固たる地位を築き上げた「スーパートスカーナ」を多く輩出している地方として名高く、期待の持てる産地です。
マレンマは、ブドウ栽培に適した地中海性気候です。丘陵地帯で、土壌は主に砂岩、排水性・通気性が良く、地中深くまで根をはりやすいという性質があります。 また、海からの影響がとても強く、年中海風が畑を通るので、日中の寒暖差が大きく、日中はブドウの糖度を高め、夜間は色やアロマを高める働きをしています。